大和川酒造店
(やまとがわしゅぞうてん)
創業以来、会津喜多方の厳しい気候にも耐えることのできる酒造りを行なっている酒造店。昔の酒造りの様子が見学できる「江戸蔵」や、酒を貯蔵するには絶好の環境であった「大正蔵」、各種イベントに使われるファーメントホールとして利用されている「昭和蔵」を有する「大和川北方風土館」は、地域住民の交流拠点としても活用されています。
「酒の仕込み水と同じ水で育った米でお酒を醸したい」。そして、離農が増える地元の農業を守るため、自社で「農業法人 大和川ファーム」を設立。酒造りで発生する米ぬかや酒粕などの有機副産物を利用して肥料や土をつくる“循環型の農業”を行い、55町の田んぼでは、酒米だけでなくうるち米も栽培。目標通り、米の生産量も増やしています。