鹿肉のきのこ入りコンフィ

”愛知の山奥の恵みを、力のわく逸品に”

自然豊かな愛知県の奥三河で獲れるジビエを利活用した、鹿肉のコンフィ。コンフィとはフランスの郷土料理で、油でじっくり煮た料理のこと。新鮮な鹿肉を使い、上質なオイルでじっくり低温で調理されているので、お肉がしっとり柔らかく仕上がってます。

「蓬莱泉」でお馴染みの〈関谷醸造〉があるのも、この愛知県奥三河エリア。蔵のある設楽町は自治体面積の約9割を山林が占め、そんな環境の中での農業は、シカやイノシシといった野生動物との距離も近く、田んぼに入って稲が倒されたり…という状況も。野生の鳥獣をいただく食文化が根付いていた日本古来の姿にも想いを馳せながら、獲った命を無駄にせず、そのおいしさや食肉文化を再発見しようと、地域をあげて始まったのがこの商品を作る「奥三河高原ジビエの森」。安全安心に管理された施設のもと、大切に缶詰めされています。

関谷醸造の「農!」

米作りから酒造りまで一貫して行う全22の酒蔵が集う「農!といえる酒蔵の会」。その一員である関谷醸造の「農!」といえるポイントは、地元の農業を守りながら、人もサステナブルに酒造りを行える環境を整えているところ。

愛知県の信楽町に持つ自社田は、山間部を縫うようにして広がり、その数およそ275枚にも及びます。一つ一つの面積が小さく、一気に効率的に、というスタイルが難しいその土地だからこそ、自然に逆らわない範疇での機械化や効率化に知恵を絞り、時代に順応した酒造りのあり方を整えています。そんなクリーンな環境で作られる「楽しい酒造り」を広める活動にも積極的に。一般の方も楽しめる「酒造り体験」や「オーダーメイドの酒造り」また、直接蔵へ足を運ばないと飲むことのできない「生原酒の量り売り」など、米・酒からはじまるワクワクする体験を奥深い地域から発信しています。