モルツ粕グラノーラ - サンライズ＋サンセット

“ビールの副産物の「いいところ」を、グラノーラに”

ビール醸造時に副産物として出るモルト粕（麦芽の絞りかす）を、アップサイクルして作られたグラノーラ。ビール造りにおいてモルト粕は、その多くは廃棄物として処理されていますが、実は低糖質・高タンパクで、食物繊維も豊富と、健康にもうってつけな食材です。そんな見逃されていた良いところに目を向け、メープルやシナモンの香りが芳醇なグラノーラに。爽やかなパイナップルの甘みが清々しい「Sunrise」と、ココナッツやピスタチオなどをブレンドした「Sunset」の2種をセットでお届けします。

製造するのは、三重県の食品メーカー〈Bail Molts（ベイルモルツ）〉。循環型経済の実現を目指し、環境に優しい食品の展開を行う彼らの取り組みを、同じ三重県で農する酒蔵として歩みを進める〈元坂酒造〉が推薦しています。

元坂酒造の「農!」

米作りから酒造りまで一貫して行う全22の酒蔵が集う「農!といえる酒蔵の会」。その一員である元坂酒造の「農!」といえるポイントは、日本の心を大切にした農からの酒造りを行っていること。

元坂酒造のある町は、伊勢神宮の神領地として、1000年もの昔から米や作物の奉納を行ってきたという記録があるほどの稲作の適地です。そんな聖なる土地で作られる元坂酒造の代表銘柄は、先代が築いてきた「酒屋八兵衛」ですが、一方で新たに「農」と結びついた酒造りを展開していかれているのが、7代目ご当主の元坂新平さん。東京でDJをしていたという、蔵人の中ではユニークな経歴を持つ彼ならではの視点で、自然や日本の農耕文化における精神性にもリスペクトを込め酒造りを行っています。

文化の継承を念頭に、「地球の水の循環を妨げない」社会。つまり、農薬や化学肥料などの「ノイズ」のない農業や、トレンドなどといった「エフェクト」となる人為的思考が介在しないものづくりを追求。自然栽培での米作り、地元の在来種である「伊勢錦」の栽培、薪を燃料とした蒸米、生酛仕込みでの酒造りなどをスタート。それら全ての結晶として、新たな銘柄「KINO（帰農）」もプロデュースしています。