アサギ椀プロジェクト
京漆器の技術が途絶えてしまわないよう、2018年に立ち上がった京漆の復興プロジェクト。漆器づくりには、さまざまな職人の技と京都の風土で育つうるしの木が必要が、「ろくろ木地師」をはじめ、純度の高い漆を採取する人、木を育てる人など、自然の恵みを生かせる後継者が数人しかいないという現状があります。そこで、漆を活かす技術を生きた技として次世代に繋いでいくため、“日常使い”の京漆器作りを通じて後継者を育成。京都・京北にうるしの木を植林する取り組みも行なっています。ELEMINIST SHOPでは「金継ぎセット」でお馴染みの「堤淺吉漆店」も、プロジェクトメンバーとして参加しています。
「アサギ椀プロジェクト」メンバー
発起人: 石川光治(故人 石川漆工房)/西村直木(ロクロ木地師)
運営メンバー :石川良(石川漆工房)/堤卓也(堤淺吉漆商店)/西村圭功・西村洋子(西村圭功漆工房)
ロクロ木地師見習い:永井綾/上田量啓
塗師見習い:飯島勇介/後藤久美
写真:宮下直樹