秋田清酒(あきたせいしゅ)
「出羽鶴酒造」と「刈穂酒造」の"兄弟蔵"を運営する秋田県大仙市の日本酒蔵。それぞれの個性を活かした秋田らしい酒造りを行なっており、自社で栽培した米を使って酒造りを行っているのは主に「出羽鶴蔵」。
もともとルーツは地主農家で、12代当主の伊藤重四郎さんが自分の田んぼで穫れた米の一部を使って酒造りを始めたのが始まりとのこと。「良質な酒米から美酒が生まれる」という信念のもと酒米栽培会を設立し、現代では自社に「農業事業部」をつくって本格的に米作りを始めています。農業だけでなく、醸造の際のエネルギー・CO2排出量も考慮し、トータルで環境にやさしい米作りに挑戦し続けています。