絶滅危惧茶 - 3種詰め合わせ

絶滅危惧茶 〜Endangered Tea〜(ぜつめつきぐちゃ)

¥3,799 (税込)

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“里山文化とのつながりが深い、3つの希少な日本茶”

生産地での後継者不足や生産環境の変化により、絶滅の危機にある無農薬の日本茶を詰め合わせたアソートパック。富山県の「バタバタ茶」、和歌山県の「釜炒り番茶」、愛媛県の「石鎚黒茶」。楽しみ方が違う三者三様のお茶を、美しい和紙で包んでいます。

バラエティー豊かな味わい

「バタバタ茶」はまろやか、「釜炒り番茶」はスモーキー、「石鎚黒茶」は発酵感によりフルーティーなど。日本茶、と一口に言っても、各地各お茶で多種多様な味わいがあります。その背景にあるのは、日本の多様な自然の姿。そして、各地で育まれてきたお茶と人との関係性。

実は日本列島は、世界36カ所の生物多様性ホットスポットに指定されていますが、その日本の守るべき生態系の特徴がまさに「里地里山」です。古くから伝わる日本茶がこれからも作られることは、自然と人が共生してきた里山文化が続くことにも。私たちがまたこれらの味を選び、自然と一緒に歩む日々を選んだとき、「絶滅危惧」とは形容されない、別の名前で届くでしょう。

エシカルポイント

  • 無農薬栽培
  • 梱包資材には、管理の行き届いた森林から調達した木材で作られた、和紙などを使用
  • 1点購入につき、100円をWWFジャパンへ寄付

セット内容

①バタバタ茶

生産地:富山県(朝日町蛭谷)

特徴:
・はじめに焦げ木の芳ばしさや、カカオを思わせる苦味と甘みのある香りにともなって、田舎家にいるような懐かしい香りが立ち上る。
・口に含むと、微かな酸味と水羊羹のような透明感のある甘み。
・木の実やべっこう飴のようなニュアンスを伴う、心地よい渋味が余韻を締めくくる。
・心安らぐやさしい味わい。

歴史:
摘んだ茶葉を蒸し上げたのち、麹カビによって乳酸発酵させた黒茶の一種。茶碗に入れたお茶を、若いすす竹を2本合わせた夫婦茶筅で、音を立てながら泡立てるところからバタバタ茶と呼ばれるようになりました。抗酸化性を示すポリフェノールも確認されています。

茶葉の製造や、茶筅の制作の担い手も少なくなってきているため、朝日町商工会により「バタバタ茶伝承館」運営され、 古くからの伝統が守られています。

栽培:
無農薬で育てられたヤブキタ種と、富春(ふうしゅん)の茶葉を真夏に収穫し、一番暑い時期に約一ヶ月かけて発酵させて作られます。

②釜炒り番茶

生産地:和歌山県(熊野)

特徴:
・はじめに、すもものような酸味のある香りにともなって、スモーキーな香りがほのかに感じられる。
・口に含むと、青梅にも似た渋味と落ち着いた甘みが感じられ、鼻に抜ける香りは清々しい。
・芳醇な香りと飲み飽きない味わいは、伝統的な茶粥でも、食事とのペアリングでも愉しめる。

歴史:
奥熊野、本宮の山間部に古くから伝わる、 伝統的な製法でつくられるお茶。一番茶、二番茶の生葉を釜で炒ってから丁寧に揉んで天日に干したのち、茶畑の中にある小さな作業場で、釜で炒って仕上げます。このため、茶葉は揉んで針状に仕上げる煎茶に対し、丸みを帯びた勾玉状。
新芽を加熱して酵素を不活性化させ、揉んで仕上げる手法は、現在主流の煎茶の原型とされます。

栽培:
肥料からの地産地消を考え、地元の牧場で育つ熊野牛の牛糞を肥料に茶木の栽培育成を行っています。

③石鎚黒茶 (いしづちくろちゃ)

生産地:愛媛県(西条市)

特徴:
・最初はカシスのようなシャープな酸味に、リンゴ酢のような甘みのある酸味が続く。
・口に含むと、シナモンのようなスパイシーな香りや、トマトやグレープフルーツを思わせる甘酸っぱい香りが鼻に抜ける。
・ヨーグルトのようなまろやかな酸味と旨味がやさしく締めくくる。
・穏やかな酸味が好みなら、水出しがおすすめ。

歴史:
日本国内に4つしかない貴重な後発酵茶の中でも、さらに珍しい二段発酵茶。糸状菌により好気発酵させた後、乳酸菌により嫌気発酵を行うことによって製造される。石鎚山の麓で空海が伝えたとされる製法を伝承し、今も全ての工程を手作業で行っています。
絶滅危惧からの復活で 「幻の茶」と称され、今では石鎚黒茶の製造技術が無形民俗文化財に指定されています。

栽培:
茶葉は、無農薬で数年以上育てられたものを使用しています。収穫は7月から8月と炎天下の中で行われ、 硬化した茶葉を山から切り出し、枝葉を切りそろえて洗浄。数時間こまめに様子を見ながら蒸し作業をしたあとは、発酵用の木桶に詰め込み山へ運び、石鎚の自然の力で発酵させていきます。

仕様

  • ・各パッケージ裏面に茶葉説明と淹れ方の説明入り
  • ・パッケージアートの種類はランダムでのお届けとなります
  • ・ティーバッグは付属致しません(別売りの「オーガニックコットンティーバッグ」のご用意もございます。)

使用方法

①バタバタ茶

  1.  茶葉(5g程度)を適量の水(300cc程度)で煮出す
  • ・煮出したお茶はそのまま飲んでもおいしく頂けますが、茶筅などでバタバタと泡立てて飲むとよりまろやかに、冷やして飲むとよりさっぱりとお愉しみいただけます。
  • ・お好みに応じて茶葉や水の量を調整してお楽しみください。

②釜炒り番茶

  1.  急須に茶葉3gを入れる
  2.  90℃の湯90ccを注ぐ
  3.  60秒経ってから最後の一滴まで湯呑みに注ぎ切る
  4.  二煎目、三煎目は90℃の湯90ccを注ぎ、30秒経ってから湯呑みに注ぐ

<水出しの場合>

  1. 茶葉5gに冷水500ccを注ぎ、冷蔵庫など10℃以下の環境で8時間以上おく
    (お好みにあわせ、茶葉の量を調整してください。)

③石鎚黒茶

  1. 宝瓶に茶葉2gを入れる
  2. 90℃の湯90ccを注ぐ
  3. 90秒経ってから最後の一滴まで湯呑みに注ぎ切る
  4. 二煎目、三煎目も一煎目と同様に淹れる

<水出しの場合>

  1.  茶葉5gに冷水500ccを注ぎ、冷蔵庫など10℃以下の環境で8時間以上おく
    (お好みにあわせ、茶葉の量を調整してください。)

賞味期限

2024年12月

サイズ

<パッケージ> 17.5×30cm
<お茶1袋> 11×11cm

内容量

釜炒り番茶6g×1袋(約2~4杯分)、バタバタ茶 5g×1袋(約2~4杯分)、石鎚黒茶4g×1袋(約3~6杯分)

素材(成分)

原産国

日本

絶滅危惧茶 〜Endangered Tea〜(ぜつめつきぐちゃ)

 

「絶滅危惧」にあるお茶のみにフォーカスをした、CLASS EARTH株式会社が手がける日本茶ブランド。そのお茶がなぜ今危機に晒されているのかを知ることで、日本の農業における社会課題を学ぶことにも。日本茶と深いつながりのある、守るべき里地里山の保全や、文化保存にも貢献できるよう、未来を願い作られています。

梱包資材には、FSC認証紙製の和紙などを使用しており、1点購入ごとに100円を世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)へ寄付。同社では、「子どもも大人も地球という教室で学ぶクラスメイト」という考えから、生物多様性の回復を軸にした様々な企画を行っています。

 

ブランドサイト
https://class-earth.com/endangered-tea/

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