パンヤノバック（柿渋染めミツロウバッグ）

“パン屋さんでの「もったいない」を減らす、パン専用バッグ”

パンの個別包装に「もったいないな」と感じたことはありませんか？ このバッグは「パン屋さんの個別包装を減らしたい」「ごみを減らしたい」という思いから生まれた、洗って繰り返し使えるプラスチックフリーのパン用持ち帰りバッグ。オーガニックコットンの生地を柿渋で染めることで、天然の耐水性・防汚性を持ち、蜜蝋でコーティングすることで耐油性にも優れています。そのためカレーパンやガーリックトーストのような油分の多いものも、安心してお入れいただけます。

出来立て熱々のパンにはご使用いただけないなど、ご注意いただく点はいくつかありますが、メンテナンスすることで長くご使用いただけるバッグです。エコバッグが当たり前になってきた今、次は「パン屋に行くときはパンヤノバッグを持って」を日常に。八百屋やスーパーでエコバッグを使うように、パン屋ではこのバッグを活用してみてください。

福岡県香春町(かわらまち)の恵みを活かしたものづくり

渋柿×自然のエネルギーで丈夫に
このバッグを染める際に使う「柿渋」は、地元で余剰となっていた渋柿を有効活用して手作りされたもの。｢柿渋｣とは渋柿を粉砕、熟成させて作る古代からある天然染料。染め重ねることで膜を形成し、耐水性や防汚性に優れた丈夫な布になります。他の植物染めのように「薬剤」や「火」を一切使うことなく自然環境を目一杯利用した｢太陽染め｣と言われる染色方法で、環境に負担をかけず手染めされています。

蜜蝋（ミツロウ）
ミツバチが巣を形成するため、腹部にある分泌腺から分泌する「ミツロウ」。バッグのコーティングには、はちみつを絞ったあとの巣を溶かし、不純物を取り除いた「ミツロウ」のみを使用しています。一般的に販売されている「蜜蝋ラップ」に比べ粘着力は落ちてしまいますが、バッグになるよう縫製することでその恵みを活かしています。